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魚油について

1月21日(水)は、武田薬品のWeb講演会に参加してきました。

今回は“ロトリガ”というEPA(イコサペントエン酸)とDHA(ドコサペントエン酸)の二つの魚油(フィシュオイル)製剤の講演会でした。

ロトリガ講演会


ロトリガやエパデール(EPA製剤)など魚油製剤には中性脂肪低下作用や抗動脈硬化作用があります。

LDLコレステロールの大きさが小型化すること(small dence-LDLコレステロール)が動脈硬化を起こすと言われていますが、魚油製剤はLDLコレステロールのサイズが大型化することが報告されています。

また、DHAにはEPAには認められない抗炎症メディエーターとしての抗炎症作用、抗免疫作用があると考えられていて、そのため、腎硬化症も改善することが言われている。

血清中性脂肪が高くなると(空腹時だけでなく、食後の中性脂肪が高値でも)、心血管イベントが増加することが言われています。

日本のJELISという研究で、EPA製剤を高コレステロール血症の患者に上乗せすると20%心血管イベントを減少させることができました。

糖尿病の方は、HbA1c値が上昇するだけで、中性脂肪値も上昇します。

HbA1c値が6.5%以上では、43%高中性脂肪血症を合併するそうです。

最近のデータで、2型糖尿病患者の心血管リスクが増加する原因として、第1位は中性脂肪高値、第2位LDLコレステロール高値、第3位はHbA1c高値だそうです。

だから、血清中性脂肪値をきちんと低下させることが重要です。

もちろん、高中性脂肪血症の方は、中性脂肪を下げる内服薬治療が必要ですが、糖質制限などの生活習慣の改善で血清中性脂肪を低下させることができます。

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