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サッカー哲学

この前、「グアルディオラのサッカー哲学」という本を読みました。

ジョセップ・グアルディオラは元FCバルセロナの守備的MF選手(背番号は4でした)で、僕の大好きなヨハン・クライフが率いる「ドリームチーム」の中軸のひとりでした。

スペインリーグ4連覇、UEFAチャンピオンズカップ初制覇を成し遂げました。

その後、イタリア、カタール、メキシコに活躍の場を移し、2006年に現役を引退し、バルセロナBの監督になっていました。

2008年にFCバルセロナの監督に抜擢され、就任初年度にしてスペインリーグ、国王杯、チャンピオンズリーグ他、6冠に輝いています。

このグアルディオラの監督術をまとめた本が「「グアルディオラのサッカー哲学」です。

内容は、サッカーの監督術だけでなく、会社の経営術、人身掌握術に参考になることが書いてあります。

「我々は試合に勝つことだけで満足するチームではなく、内容にもこだわらなければならない。どんなに前節で良いサッカーをしても、次の試合ではそれ以上を目指さなければならない」

「成功の秘訣は、努力とそれに取り込む姿勢しかない」

「勝者となれるのは、現実を充分に分析し、理解し、そのアイデアを実行に移すだけの充分な勇気がある者だけだ」

「チームには、ルールと規律が必要だ」

「謙虚さこそ、人としてもサッカー選手としても、成長のために不可欠な要素だと思う」

「勝利の後にも、変化は必要だ」

「明確なのは、楽しく笑顔が生まれる環境ほど、物事は成功しやすいということだ」

「笑顔は電気代がまったくかからない上に、電気よりも周りを明るくする」

「仲間や他人に対して期待をかけ、力を引き出すことを“ピグマリオン効果”と呼ぶ。もし、仲間のことを信頼し、良い結果を引き出すことを期待すれば、彼らはその期待に応えようとする心理的な考えだ。もし平均レベルだと思えば、彼らはそれだけのことしか成し遂げようとしない。成果はその期待度で高まる」

「結果に対しては、すべて私が責任をとる」

「バルサの選手の素晴らしいところは、単に技術面だけでなく、謙虚さを持ち合わせ、同時に試合に対する誠心誠意の準備や覚悟を持っていることだ。それに対し、私たちは彼らが良いサッカーをする上でのアイデアやルールを設けることだけだ」

トップチームでしっかり機能させるには、実力主義、能力主義も不可欠で、監督がすべき役割として、次の7つが挙げられると書いてありました。

1.目的を達成するために、すべての選手が明確に理解できる戦略を持つこと

2.各個人にプロとして不可欠な責任を与えること

3.先発メンバーの決定などに透明性を持たせること

4.選手にはプロフェッショナルな精神を持って対応すること

5.選手がやりがいを感じ、能力を発揮できるような環境を作ること

6.結果を出した選手への評価を適切にすること

7.監督としてリーダーシップを持ち、自分の考える戦術や選手交代によって、それぞれの選手が能力を最大限発揮できるようにすること

また、高いパフォーマンスを発揮させる指導者として、9つの条件があると書いてありました。

1.物事を明確にする

2.信頼する

3.平常心を保つ

4.失敗から学ぶ謙虚さを持つ

5.相手をリスペクトする

6.集中力を高める

7.何が大切かを知る

8.謙虚さを忘れない

9.感謝する

最後に「パーソナリティの鍛錬」という項目には

「経験と知識は、時間とともに獲得することができる。しかし、物事に取り組む姿勢を劇的に変えることは不可能なことではないが、簡単なことではない。それを行うには環境と強い意志が必要になる」

「パーソナリティはふたつからなり、ひとつは先天的な強いもので、生まれ持った、遺伝子的に決定付けられているものであり、生活の中で起こるあらゆる現実に対峙した時に、無意識に取る反応のことである。もうひとつは、人生の経験から学んで後天的に形成していくもので、人生の中で得た習慣的な行為や学習を通じて獲得するものである」

「このふたつのパーソナリティが融合し、グアルディオラがあるわけだが、監督という職業に不可欠とされる要素を持ち合わせている。それは“自分はどうありたいか”を明確に捉え、“困難に立ち向かう”ことができ、“物事を楽しむ才能”である。また、ネガティブなことを“前向きに捉えられる柔軟性”や、何かあっても“すぐに精神的に元気になれる”のも特長だ」

と書いてありました。

この本は本当にためになりました。

僕もいつかは「木佐貫浩一のクリニック経営哲学」みたいな本を出せるようになりたいと思います。
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糖化(AGE)について(パート1)

糖尿病は最小血管合併症(神経障害、網膜症、腎症)や大血管障害(脳卒中、虚血性心疾患、閉塞性動脈硬化症)を起こす病気です。

まずは、血糖をコントロールすることで合併症は発症しないようにすることができます。

具体的には、日本の熊本スタディの結果では空腹時血糖110mg/dl未満、食後2時間血糖180mg/dl未満、HbA1c6.5%未満にすることです。

アメリカの疫学検査で、HbA1c値が良好になるように日々の血糖値を厳しくコントロールさせたグループ(強化療法)とほどほどのコントロールを求めたグループ(従来療法)に分け、6.5年間調査をしたところ、厳しく血糖値をコントロールしたグループには合併症が少なく、ほどほどにコントロールしたグループには多くの合併症が見られたということでした。

だから、血糖コントロールを厳しくする方がよいということです。

しかし、その後に両方のグループとも厳しい血糖コントロールを4年間して経過をみたところ、初めから厳しくコントロールしたグループでは合併症は相変わらず少なかったものの、後から厳しくコントロールしたグループでは合併症の発症を抑えることができませんでした。

さらにその後6.5年調査したところ、初めから厳しく血糖値をコントロールしたグループは心筋梗塞などの心血管イベントが少ないことも分かりました。

これは最初の6.5年の高血糖がその後10年以上経っても悪影響を及ぼす、“高血糖のメモリー(ツケ)”と呼ばれるものです。

このツケの原因が、AGE(Advanced Glycation End-products:後期糖化反応生成物また終末糖化産物)と呼ばれるものです。

このAGEはブドウ糖がコラーゲンなどのタンパク質と結合してできる化合物であり、高血糖の時に体内で形成されたAGEが消えることなく体内に残っているということです。

それにより

①血管にあるコラーゲンの弾力がなくなるため、動脈硬化を起こしたり、

②コラーゲンを貪食したマクロファージから増殖因子が分泌され、腎臓にコラーゲンを蓄積させ腎障害を起こしたり、

③脳の老人班にAGEがたまりアルツハイマー型認知症を起こしたり、

④骨のコラーゲンもAGEによりぼろぼろになるため骨粗鬆症を起こしたり、

⑤肌のコラーゲンに架橋形成作用を起こし、しみ・しわの原因になる

など、以上のことが考えられています。

だから、早期からの血糖コントロールが重要なんです。

病気にならないようにする、また、アンチエイジングには、酸化だけでなく、“糖化”も抑える必要があるということです。

追伸です。

健常人にもAGEは蓄積しています。

だから、炭水化物や糖質の摂りすぎに注意が必要です。

接客について

1月の熊本みなみワイズメンズクラブの例会の卓話者はホテル日航熊本の副総支配人の黒田典秀さんによる「接客」についてでした。

ホテルマンは、サービスのプロでなければならず、心を抑えて対応する、相手に対して“気持ちよくさせる”ことを考え、また、お客様の情報は、従業員全員が情報の共有をして接するべきである、そして、できるだけ“玄関まで”お見送り(“お気をつけて”の言葉と)することが重要であると言われていました。

3つ重要なことがあると言われ、それは「身だしなみ」、「言葉使い」、「礼儀」でした。

まずは、「身だしなみ」です。

“清潔感が大事”で、だらしなさ、厚化粧、貴金属を身につける、靴が磨かれていないなどに注意をする。

また、第一印象が大事でそれにより深く付き合うことができる、一期一会という気持ちで接する、シャツは白のみで絶対に色があってはいけないとのことです。

次に、「言葉使い」です。

相手が元気になるような“おはようございます”と挨拶をする、心を籠めて目を見て相手に伝わるように話をするなど。

“できません”は使わず、“相談いたします”、“お待ちいただけますか”としっかりと考えて接する(たとえ結局は“できません”でも)。

美しい話し方とは、“笑顔でゆっくりと目を見て相手に伝わる言葉で相手に合わせて話す”ことである。

尊敬語(“いらっしゃる”など)と謙譲語(“おります”など)をしっかり使い分ける。

最後は、「礼儀」です。

お客様に対して、いつも常識を持ち、いたわる心で、尊敬をして接する。

特に、女性、老人、子供、身障者に対して、いたわる気持ちが大事である。

外国では“レディーファースト“だが、日本は男性が女性をいたわっていないことがある、だから、日本は文明が発達していても、文化がないと思うことがある。

応対は、自分の身に置き換えて行動する。

“区別はしても差別はするな”。

といったお話でした。

クリニックも一種のサービス業と思うので、「接客」についての知識は必要なことです。

だから、今回はとても学ばせていただきました。


追伸です。
ホテル日航熊本はこれから2年で九州一のホテルを目指すそうです。
応援したいと思います。
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