美肌になる栄養

分子整合栄養医学のMSSからの栄養療法通信の中に“「皮膚のトラブルでお悩みの方」、栄養状態を見直してみませんか?”という記事がありました。

皮膚の再生には、多くの栄養素が必要です。

例えば、

①コラーゲンの材料としてはタンパク質と鉄とビタミンC、

②細胞の分裂と分化には亜鉛とビタミンA、

③水分を保つためにはコンドロイチン硫酸、

④皮膚の代謝をよくするのにビタミンB群

が必要です。

血液検査で、基本的な健康状態のほか、詳しく調べれば、タンパク質、ミネラル、ビタミンなどの栄養素で足りないものは何かということも分かります。

そして、足りない栄養素を知り、その栄養素を食事やサプリメントで補充しようというのが、“分子整合栄養医学”です。

また、クロワッサン9月10日号「美しい年齢肌は、自分で作る」の中で、分子整合栄養医学を実践されている青山研美会クリニックの美容皮膚科医阿部圭子先生と作家の林真理子さんとが「カラダの中から、美しい年齢肌はつくれる」という対談をされていました。

対談の中で、

①若く美しい肌をつくる方法はいろいろあるが、内からハリがないと、肌はきれいにみえない。そのためには必要な栄養素を充分に摂って、生活習慣を改善していくことがとても大切である。

②基本的に健康でも、よりよく、より美しく生きるためには足りないものがある、と考える。例えば厚生労働省が推奨する1日のビタミンC摂取量は100mgですが、美容の観点からは、1日2000mgは摂りたい。

③実は40歳以上の多くの女性は、亜鉛不足がある。亜鉛は細胞分裂に最も必要なミネラルで、肌の新陳代謝やコラーゲン生成のためにも欠かせない。

④お酒は、ワインはグラス2杯、ビールは500ml以内が、美容的な目安です。

⑤栄養は摂るだけでなく、きちんと吸収させるためには、乳酸菌が入った無糖のヨーグルトなどを食前に食べ、胃腸の調子をよくしておかないといけない。

⑥血糖の急激な変動は身体の不調を招くことがあり、血糖値を安定させるために、1日3食+間食3回という食習慣もよい。

身体は、肌も含めて食べたものでつくられます。

だから、栄養にも注意が必要です。

そして、美肌をつくるのには努力が必要です。

“ローマは1日にしてならず”です。

医食同源

シャワー通りきさぬきクリニックでは、必要な方に分子整合栄養医学に基づいた栄養療法を提案しています。

精神科にも入院をしたことがあるAさんに血液検査の結果から足りない栄養素が、タンパク質、鉄、亜鉛、ビタミンB群、ナイアシンということが分かりました。

姫野友美先生の“心療内科に行く前に食事を変えなさい”という著書の中で、心療内科に精神症状を訴えて訪れた300人中296人が5時間糖負荷試験の結果、低血糖(血糖調節異常)だったということです。

そして、Aさんも甘いものが好きで、調子が悪くなるとすぐに甘いものを食べて、体重が増えたりしていました。

だから、まずは糖質制限を指導しました。

また、神経伝達物質が豊富にあると、精神的にも落ち着いた状態でいられるのですが、そのためには、タンパク質とビタミンやミネラルが豊富にあることが必要です。

そのためにはサプリメントによる栄養療法が必要と思われます。

しかし、Aさんは栄養素の方は食事で摂っていきたいと言われたので、まずは、肉や魚、卵、大豆製品(納豆、豆腐)などのタンパク質摂取をすすめました。

牛・豚・鶏などお肉やマグロ・カツオ・サンマ・イワシ・サバ・サケなどお魚を摂ることで、鉄(ヘム鉄)やビタミンB群、亜鉛という栄養素も同時に摂ることができるからです。

実際に、半年かかりましたが、血液検査で、GOT 16→18、GPT 11→13、LDH 176→217、ALP 168→176、BUN 11.6→15.2、フェリチン 28→56と改善していました。

そして、Aさんは精神的に落ち着き、仕事も楽しくできるようになっています。

これこそ、“医食同源”の言葉通り、食事による栄養療法により治療ができたと思っています。


追伸です。

Aさんがこの前言われたのが、「TBS系日曜劇場の“ATARU”というドラマで、シャボン玉が出てくるシーンがありますが、以前は自分にもシャボン玉みたいなものが出てくる時ががありました」とのことです。

分子整合栄養医学(心療内科疾患編)

3月25日(日)に東京で心療内科疾患に対する分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)のセミナーがありました。

いつも開催されるホテルに泊まり朝からその会場に行くと、真っ暗で誰もいませんでした。僕が会場を間違えていたようで、一瞬、「今日は東京見物でもしようかな」という誘惑に負けそうになりましたが、気を取り直し、セミナー会場に30分遅れで到着しました。

会場には、顔なじみの先生方がたくさんおられました。

今回の講師の先生は、いつもの溝口徹先生とひめのともみクリニックの姫野友美先生でした。

お二人とも有名な先生です。

うつ病は2005年の“世界におけるけんこうな生活を阻害する要因”として全世界で3位、高所得国(日本、米国、英国など世界50ケ国)では第1位になっています。

また、うつ病は経済的破綻を招くと言われています。

そして、うつ病の方に、栄養素(ビタミンやミネラル)や血糖調節異常(低血糖症)が多いということです。

姫野先生の著書の中にも、心療内科を受診された300人中の296人が5時間糖負荷試験で血糖調節異常(低血糖症)だったそうです。

AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、ALP、γ-GTP、BUN、フェリチン低値により、ビタミンB群不足、亜鉛不足、タンパク質代謝不足、鉄欠乏が分かります。

栄養素が足りない方には、ビタミンB群、亜鉛、ヘム鉄、タンパク質(プロテイン)を補充する必要があります。

そして、血糖値の急激な上がり下がりでも精神的に調子が悪くなる方がいます。

その方は血糖値を安定させることが重要です。

そのためには、糖質制限が大事です。

血糖値の急激な上昇を抑える、血糖が急激に低下することを防ぐ、運動を活用する、タンパク質をバランスよく摂ることを指導する必要があるとのことです。

心療内科的疾患で悩んでいる方の中にも、分子整合栄養医学による栄養療法で症状が改善する方がいると思いました。

今回のセミナーも本当に勉強になりました。

分子整合栄養医学のセミナーには参加すればするほどためになります。

“朝のアクシデント”にくじけずにセミナーを受講してとてもよかったです(笑)。

分子整合栄養医学セミナー

9月4日(日)に熊本市銀座通りのホテルサンルート熊本で分子整合栄養医学のセミナーが開催されました。

僕は、始めの挨拶をしました。

セミナーの内容は「子供が丈夫になる食事」という題でお二人の講師の先生がお話をされました。

講演1は新宿溝口クリニックのチーフカウンセラーの定真理子先生が「子供が丈夫になる食事」についてお話をされました。


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・現在は、栄養(カロリー)は足りているけどビタミン、ミネラルなどの栄養素が足りていない。
・神経系には、ビタミンB群、レシチン、タンパクなどが、心血管系にはタンパク、ヘム鉄、ビタミンCなど、筋肉にはタンパク、ヘム鉄などが必要。
・ビタミンB群により子供の成績が伸びることも、また、ビタミンAにより低身長・アトピー性皮膚炎の改善に効果があることも。
・血糖調節異常の子供には、糖質や炭水化物を制限して肉や魚、大豆製品などのタンパク質を摂ることが大事。
・タンパクを摂る時は植物性タンパクだけでなく動物性タンパクも一緒に摂るとよりタンパクが摂りやすい(例えば、お豆腐におかか、納豆にちりめんじゃこをかけるなど)。

まだまだ書ききれないくらいお話をされました。

講演2はイトウデンタルクリニックデンタルマネージャー(ひきこもり支援相談士、健康医療コーディネーター)の伊藤夕里亜先生が「不登校の子供たち~血糖値と栄養の関係について~」のお話をされました。


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特に血糖調節異常についてでした。

・甘いものは、精神疾患を引き起こすことがある。
・歯科に来る患者さんには不登校の子供も多い。
・子供の偏頭痛や動機、胸痛、手足のしびれ、体のしびれ、肩こりは低血糖から起こることがある。
・寝ている時の歯ぎしり、金縛りも低血糖から起こることもある。
・やせの大食いは低血糖を起こしているかもしれない。
・甘いものを少量摂取しただけで、2~3日うつ状態になった方もいた。
・黒酢、養命酒、炭酸飲料は歯を溶かすことがある。

こちらもまだまだたくさんお話をされました。

僕は分子整合栄養医学を学び始めて1年数ケ月ですが、お二人の講演をお聞きし大変勉強になりました。

日々学んでいる段階です。


この日は僕より先に分子整合栄養医学に基づいた栄養療法を実践している城南町で松田医院を開業されている松田史彦先生も来られていました。

分子整合栄養医学2

7月の話になりますが、7月24日(東京)と31日(大阪)の日曜日に分子整合栄養医学の講習会に参加してきました。

24日は応用講座で、“放射線と栄養素”、“肝臓”、“消化器”、“循環器”についてでした。

ビールを飲むとセシウムが排泄されるとか、ラクトフェリンが放射線によるヒドロラジカルの発生を抑えるとか、
腸管は大事な免疫器官であるとか、血清ペプシノーゲンⅠとⅡとの比(PGⅠ/PGⅡ)が多い方がよいとか、フコイダンの免疫増強作用とか、血中ホモシステイン濃度は低い方がよく、葉酸やビタミンB12が低下させるなどなど大変勉強になりました。

31日は前日の夜に熊本大学代謝内科の元医局長をされていたY先生の還暦のお祝いがあったため、朝早く飛行機で大阪に向かいました。

この日の飛行機はJ-AIRのCRJ200という小型ジェット機で、また席が一番後ろでした。





とても空を飛ぶという臨場感があり楽しかったです。

早起きは3文の得といった感じでした。

今回の会場であった“チサンホテル心斎橋”は以前に行ったことがある会場だったようで、ホテルに徐々に近づくにつれて、ここでコーヒーを飲んだとか、この地下街は通ったなとかの記憶がよみがえってきました。

講義内容は、免疫とビタミンC点滴療法のお話でした。

免疫学概論は昔大学の講義で聞いたことがある免疫学の話の進歩した内容でしたが、なかなかついて行くのが大変でした。

今回の内容も腸内免疫が重要で、その中でもM細胞からパイエル板が免疫の中枢だとか、ビフィズス菌がコレステロール値を低下させるとか、高濃度のビタミンCがガン細胞を死滅させるとか、ビタミンEやビタミンDが免疫を増強させるとか、ラクトフェリンも免疫を賦活させるなどなど大変勉強になりました。

分子整合栄養医学の講義は参加すればするほど新しい発見があります。



ちなみに、9月4日(日)13時30分からオーソモレキュラー.jpの講演会が“ホテルサンルート熊本 不知火の間”で開催されます。

「子どもが丈夫になる食事」という題でイトウデンタルクリニックの伊藤夕里亜先生と新宿溝口クリニックの栄養カウンセラーの城真理子先生のお二人が講演されます。

大人の方にも参考になるお話です。

参加費は無料で、当日先着順です(60名)。

みなさんどしどし参加されてください。

新しい気づきがあると思います。

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